
主人公の自称探偵ヘロンは名うてのハッカーであり、なんでも知りたい情報はネット空間から引っ張り込む。犯罪捜査のプロであり教授でもある。犯罪を研究する教授と捜査員のコンピが、時には協力し合い、時には騙し合いながらも事件を解決していく。よく有るシナリオであるが、マニアックなサイバー空間のやりとりが陳腐な感じを払拭してくれる。
カオスの中から秩序を見出し解決していく、デーバーの真骨頂ではあるが、今回はイザベル・マルドナードとタッグ結成ということで、新しいコラボによる化学変化が味変を加える。
裏の裏をかいて、犯人に包囲網をはり追い込んでいく臨場感、緊張感。そして最後は犯人をとらえる爽快感に浸る。また、ちょっとした脱法行為を秘密として共有しながら、二人が少しずつ距離を縮めて行くラブロマンス的な要素も。
名探偵ヘロンシリーズ第1弾という触れ込みですから、これを皮切りにシリーズ化される模様。二人の関係からも目が離せない。
