キタサンブラック産駒
競馬王(4月号)の記事『名馬に学ぶ馬体と血統』を読み、キタサンブラックに興味を覚えた。キタサンブラックの馬体の特徴は、正面から見たときの幅の薄さと、横から見た時の面積の大きさ(体高×体長)だと言う。この身体的特徴が、凹凸の少ない日本の競馬場で、真っすぐ速く走る為の動力となる。キタサンブラック産駒の最高傑作であるイクイノックスも、その身体的特徴をしっかり受け継いでいる。欧州系の牝馬との配合が相性が良いとされ、大きな体をそのまま子に受け継いでくれる。牡馬が薄くても力強い一方で、牝馬は薄いだけで力強さの無い馬体になってしまいがちで、今のところ牝馬に活躍馬が少ないのも頷ける。
『Mの法則×血統ビーム』(今井雅宏、亀谷敬正)によると、キタサンブラック産駒の馬券的な狙い目は、下記の様になる。
■小回り道悪の距離短縮。
■非根幹距離の距離延長。
■東京、阪神のダートは安定している。
■ダート1400mの距離短縮。
■前走で先行している。
■牡馬と比較して牝馬の成績は振るわない。特にダート。
ダートの成績

コース別成績(牡馬)

馬場状態

次世代の日本競馬の主役に君臨する産駒になることは間違いない。